勘三郎さんの扇絵、粋だねぇ
雲の上 名優たちと 夢芝居
この扇に描かれた役者は、先日お亡くなりになった
十八代目中村勘三郎でございます。
描かれている役は歌舞伎の名作
「義経千本桜」の三段目
「すし屋」の主な登場人物、
いがみの権太。
背景が、
中村座の定式幕の色になっているのも意匠ですね
実は、左写真のように
勘三郎さんが亡くなる直前の12/2、
こちらの展覧会に行って来ましたが
記事をアップしようとした矢先の
訃報だったもので・・・
ようやく記事になった次第
「江戸扇絵展」は
12/1〜5まで、茅野市駅前ベルビア2Fの
ギャラリー
「活の森」で開かれておりまして
出展者の
是文(これふみ)さんは
下諏訪町出身で
知り合いの方でもあるのです
扇絵師として、
浅草文扇堂・四代目荒井修氏に師事。
勘三郎さんの
中村屋一門、
坂東玉三郎さんや
市川海老蔵さんなどの舞扇にも使用されています。
上段左=道成寺 上段右=茨木 下段左=紅葉狩 (いずれも歌舞伎演目)
一枚一枚みなそれぞれに
素晴らしかったのですが、
全部は撮りきれず
とくに気に入ったものを数枚
是文さんの了解を得て
撮らせていただきました
是文さんが来場しての絵付け実演も行われ、ワタクシもちょこっと体験してまいりましたが・・・一枚ずつがすべて手作業の世界ですから、集中力と根気、気力、もちろん絵心もなくてはいけませんし、大変なお仕事だと察せられます
気鋭の
女性扇絵師・是文さんの手描きの舞扇、販売もしていたので、飾るところも無い拙宅ですが一本購入いたしましてございます
美しい扇の披露は、またいずれ正月にでも・・・ご期待あれ
本日の行動
102歳
タマちゃん、ハイテンションのあとはこんこんと眠り続け・・・ようやく昨日あたりからまぁ通常に戻りましたが・・・そんなにはしゃべってくれませんでした
そのかわり、いつも食事は
「あ〜ん」で食べさせていたのですが、眠り続けていたときはごはんもほとんど食べなかったので、よっぽどお腹がすいて本能が刺激されたのか・・・
自ら汁碗を手にもって食べようとしたのでございます
むろん、上手く出来ずに汁をこぼしてはおりましたけどね
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